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脂肪交雑の等級について

脂肪交雑とは筋肉組織内の筋肉間、筋束間、筋線維間に肥大化した脂肪細胞が貯蔵した、脂肪の集まり脂肪組織が、筋肉全体に、分散していることを言います。

牛脂肪交雑基準(B.M.S.)
肉質項目「脂肪交雑」の判定部位は、第6〜第7肋骨間切断面における胸最長筋並びに背半棘筋及び頭半棘筋の断面としています。

<脂肪交雑の等級基準>
5 4 3 2 1
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がかな
り多いもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がやや
多いもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑が標準
のもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がやや
少ないもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がほと
んどないもの
<脂肪交雑の等級区分>
等級 B.M.S.No. 脂肪交雑評価基準
5 かなり多いもの No.8〜No.12 2+以上
4 やや多いもの No.5〜No.7 1+〜2
3 標準のもの No.3〜No.4 1-〜1
2 やや少ないもの No.2 0+
1 ほとんどないもの No.1 0
<脂肪交雑評価基準>
B.M.S.No. No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10 No.11 No.12
脂肪交雑基準 0 0+ 1- 1 1+ 2- 2 2+ 3- 3 4 5
等級区分 1 2 3 4 5

脂肪交雑とそれ以外の肉質の評価の一覧
<総合的な肉質の評価>

5 4 3 2 1



胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がかな
り多いもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がやや
多いもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑が標準
のもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がやや
少ないもの
胸最長筋並びに
背半棘筋及び頭
半棘筋における
脂肪交雑がほと
んどないもの



肉色および光沢がかなりよいもの 肉色および光沢がややよいもの 肉色および光沢が標準のもの 肉色および光沢が標準に準ずるもの 肉色および光沢が劣るもの







しまりはかなりよく、きめがかなり細かいもの しまりはややよく、きめがやや細かいもの しまりおよびきめが標準のもの しまりおよびきめが標準に準ずるもの しまりが劣りまたはきめが粗いもの






脂肪の色、光沢および質がかなりよいもの 脂肪の色、光沢および質がややよいもの 脂肪の色、光沢および質が標準のもの 脂肪の色、光沢および質が標準に準ずるもの 脂肪の色、光沢および質が劣るもの

第16回 「脂肪交雑の等級」
2002年 11月 4日作成
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