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アミノ酸について


 アミノ酸の発見は、1806年にフランスの学者が、アスパラガスの芽から抽出した、アミノ酸(アスパラギン)の結晶を、抽出に成功したことがはじまりです。

 毎日の食物から摂取したタンパク質は、小腸で分解・吸収され、肝臓運ばれるまでに99%がアミノ酸となります。タンパク質から合成するアミノ酸は食物から摂取する必要があり、バランスの取れた食事が大切です。
 タンパク質は20種類のアミノ酸で構成しています。このうち9種類は体内で合成が出来ない「必須アミノ酸」と呼ばれ、体内で合成することが可能な11種類を「非必須アミノ酸」と呼ばれています。非必須アミノ酸は体内で合成できるますが、それもバランスの取れた食事を摂取することが基本です。

必須アミノ酸 イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、メチオニン、リジン、ロイシン
非必須アミノ酸 アスパラギン、アラニン、アルギニン、グリシン、グルタミン、システイン、セリン、チロシン、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸

 人間の体は約60〜70%は水分です。そのうち体重の約20%はタンパク質と言われています。筋肉や消化管、内臓を作り、血中内のヘモグロビンや、皮膚層・髪などに必要なコラーゲン等もタンパク質の一種です。これらの体に必要なタンパク質は重要な栄養素なのです。
 成人の場合、1日に約180g前後のタンパク質が必要です。老廃物として体外へ排出される量は約80gと言われており、食事から摂取しなければなりません。
 必須アミノ酸は特に食事からの摂取で補うしかなく、一種類でも欠ければ重大な栄養障害を起こす可能性があります。(必須アミノ酸は不可欠アミノ酸とも呼ばれます。)

それぞれのアミノ酸の働きはこちらを参照して下さい。
第2回 「アミノ酸について」
2002年 8月 31日作成
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