四の講座
調味料の基礎 

 計量器具について
 計量は味付けの一番大切な作業です。どんなに材料を綺麗に切り、火加減が完璧でだったとしても、調味料を入れる量が適当では、せっかくの料理も台なしですね。
 レシピで料理を作る時、調味料の量が大さじ 1 1/2や小さじ 1やカップ 1と書いてありよね。
 初めて作る料理は、「まずはレシピ通り作りに作る」です。2度目以降は、自分の好みに味付けを変えてみるのもよいでしょうね。でも、普段作る料理でなければ、次に作るころには、もう味を忘れているのではないでしょうか?そんな時、レシピに自分好みの分量を書き付け足しておけば、自分好みの味を何度でも作ることができます。
 計量には「はかり」、「計量カップ」、「計量スプーン」、「指」(自分の)が使われます。

 はかりについて
 はかりには「バネはかり」や「電子はかり」があります。
 Robinは最大1Kg(10g単位)のバネはかりを使っていますが、ケーキ等を作るときは、やはり最大2Kg(10g単位)はかりがあると便利です。
 計量カップについて
 計量カップは水が200cc入るものが基本です。
 種類によっては、180ccタイプもありますので注意しましょう。
 材質は、硬質プラスチックやステンレスが使いやすいです。
 この計量カップは1600cc(8カップ)です。
 沢山の量を計る時やボール代わりにもなり、大変重宝しています。
 計量スプーンについて
 大さじは、15CC、小さじは、5CCです。
 材質はプラスチックやステンレスや陶器などがあります。
 最近100均で見つけた計量スプーンは、1cc・2.5cc・5cc・
10cc・15ccの5本組みです。
 塩など微妙に計るときには重宝します。
計量スプーンの使い方
 すり切れ一杯が正しい分量です。
 
 まず山盛りすくい上げます。  別のスプーンの柄などで平らにします。
 小さじ 1/2の計り方
 液体の計り方
 小さじ 1/2の場合はすり切り一杯の半分を別のスプーンの先端で分けます。  醤油などの液体は表面張力で盛り上がった状態が正しい分量です。
 指による目安の計り方
 ひとつまみ
 親指と人差指で軽くつまんだ量です。「少々」とは、この分量です。
 三本指つまみ
 親指と人差指と中指で軽くつまんで量です。おおよそ小さじ1/5〜1/6位の量です。
 ひとにぎり
 手の平で軽く握った量です。手の大きさによって変わりますが、おおよそ大さじ2 1/3〜2 1/2位の量です。
 計量器具で計る材料の重量の目安   重量の単位はgです。
素材 小さじ 1
5cc
大さじ 1
15cc
1 カップ
200cc
素材 小さじ 1
5cc
大さじ 1
15cc
1 カップ
200cc
水・酢・お酒・
ワイン
5 15 200 5 15 210
醤油・みりん・
味噌
6 18 230 砂糖 3 9 110
ラード・バター 4 13 180 粉ゼラチン 3 10 130
小麦粉(薄力粉) 3 8 100 - - 160
片栗粉 3 9 110 大豆 - - 130
 あくまでも目安です。材料によって重量が変わることがあります。 
食彩倶楽部へ


編集・制作・運営:Robin H.M.
Copyright (C) 2002,The Robin H.M.,All Rights Reserved.
本ページ内に掲載の記事・画像などの一切の無断転載を禁じます。